他府県からも来店!!ニッチな業界だからこそ集客を可能としたウェブ戦略!!

マーケティングにおいて、業界のニッチを選ぶことが重要とはよく言われます。しかし、ニッチな業界ではサービスを求める人の絶対数が少ないのも事実です。ここでは、インターネット上で、潜在顧客を獲得する為に行った案件事例を紹介します。

案件概要

市街地 専門店として、サービスを展開。これまで、新聞掲載、バス広告、看板、チラシ、DM、月額課金のWEB紹介ページ掲載など、様々な広告を展開。ホームページに関しても、従業員が制作したページを運営していた。様々な広告を試したが、「採算が取れない」というのが率直なご意見でした。集客のいい方法がないかということでご依頼いただきました。

改善の提案内容

  • WEBリテラシーの向上 これまでウェブ広告に対して、多額の費用を払ってきた経緯もあり、ウェブでの集客に疑念が生じていた様子。これまでのウェブ広告で集客できなかった原因を、問診により仮説を立て説明させていただきました。
  • WEB集客力の強化 運営中のホームページを診断。SEO(検索上位表示)の作り込みの弱さ、情報の混在、見づらさなどが、問題として挙げられた。
  • ホームページ運営方針の決定 運営中のホームページはほとんど放置状態で、リニューアル後の定期更新の内容に不安があるとのことでしたので、今後、更新していくページを決定。

解説

WEBリテラシーの向上

様々なWEB営業マンの話を鵜呑みにしていた様子で、WEBに対しての誤認や偏った視点があったため、クライアントが行ってきた広告に対しての説明を行った。また、ニッチな業界の為、プッシュ型の広告(チラシなど消費者に対し強制的に認知させる広告のこと)では、クライアントが設定しているターゲットにリーチできる確率が低かったため、チラシの反響率が悪かった原因などの説明しました。またウェブの強さと弱さを明確に理解していただくことを重点に説明することで、現在のWEB力の弱さについて理解を頂いた。(※WEBリテラシー = WeBに関する知識、教養、能力のこと)

WEB集客力の強化

各ページごとにキーワード設定を行うことで、様々な検索キーワードに対応できるよう対策を行いました。ニッチな業界ということもあり、広範囲での露出を意識し、キーワードを設定。動画広告も導入し、ライブ感ある広告を導入。各ページごとの役割(掲載内容)を明確にし、消費者目線のページ制作を行った。

ホームページ運営方針の決定

定期更新コンテンツの提案を行い、ルーティン業務に落とし込むことで、更新内容に頭を悩ませることなく、情報の発信を行えるようにしました。またその際のキーワードの設定方法なども講習させていただくことで、スタッフさんの方でも集客効果を高めれるようにしました。

考察

ニッチな業界では”誰も調べないのでは?”と思われるかもしれません。その場合の対策として、①関連キーワードによって潜在顧客へリーチし、認知してもらうこと。②エリアを拡大し集客の母数を増やす③関連サービスを発掘し、母数のあるターゲットを狙う。などが考えられます。いずれにしてもニッチな業界において、ホームページの強化は有効と言えます。