チラシの集客率が悪くなりHP制作することでチラシの反応率が6倍に!!

チラシの反響が昔より悪くなった。そう嘆かれる事業主さまも多いかと思います。「必要であれば自分でネットで調べるからチラシは重要でない」そんな消費者の声が聞こえてきそうです。しかし、WEBと紙面は根本的に性質が異なります。チラシの集客効果をも上げていくために行った対策事例をご紹介します。

案件概要

大阪市内、

改善の提案内容

  •  これまで配布したチラシの調査 これまでに配布したチラシのデザインや内容を確認。配布したエリアの調査と反響調査。チラシは問い合わせが「あった、なかった」しか尺度がない為、調査した情報を基に反響が減った原因を探りました。
  • ホームページ運営方針の決定 クライアント先において、過去にチラシで集客実績があったので、チラシを補助できる役割のホームページ制作をしたい。と依頼があった為、チラシとホームページの記載する情報を明確に分けました。
  • ターゲットの再設定 売り込みたいサービスのリストアップ、ターゲットのモデリング。チラシ配布エリアの確定など行いました。

これまで配布したチラシの調査

反響が出たチラシと出なかったチラシ。反響の出た地域と出なかった地域を整理することで、次に配布するチラシをホームページと合わせて制作しました。大きさが限られているチラシは”興味づけ”に重点を置き、「詳しくはWEBで」というカタチで、興味づけが行えた消費者に対して、ホームページへの導線設計を行った。

ホームページの運営方針の決定

クライアント先が提供する、サービスによって”悩み”が解決した事例集を、ホームページに多数記載し、消費者が試したくなる仕掛けを施した。また、サービスの詳細や限定価格の設定を行うことで、ページへの誘導率を高めることができた。

ターゲットの再設定

クライアント先において多数提供しているサービスの中でも、売り込みたい、または強みのあるサービスについて、求めるユーザー層に向けて、表現方法を変えることでアプローチの仕方を変更。ターゲットの抱えやすい悩みを詳細まで落としこむことで、消費者に選ばれやすいようにページを作り込んだ。

考察

ウェブは”探しに来る”ことでニーズの高い消費者へのアプローチを可能としますが、逆に、潜在顧客へのアプローチが弱いと言えます。その点、チラシは強制的な認知方法を取る為、潜在顧客へのアプローチが可能となります。このようにチラシとウェブを並行することで、幅広い客層へアプローチすることが出来るので、WEBだけでなく、チラシの利用方法も考えていきたいところです。また、チラシは反響が悪かった原因を探ることが困難ですが、チラシだけで完結せず、ホームページへしっかりと導線設計を行うことで、「どのように・いつ・だれが・何のために・どれくらいの時間」閲覧したか解析できるため、集客にまつわる様々な指標を得ることができ、チラシの集客効果を上げることができました。今後もチラシを打つ際、ホームページで得た指標を使い、チラシ集客の精度を上げていければ幸いです。